【書  名】 HIDEAWAY 高等遊民・高山鏘の事件簿
【ふりがな】 ハイダウェイ
【作  者】 ユール
【イラスト】 香雨
【初版発行】 2002年11月
【発  行】 集英社/コバルト文庫
【版  型】 文庫/265頁
【定  価】 514円+税

 財閥の御曹司というのはライトノベルの探偵向きかも。コネクションのおかげで情報が手に入れやすいし、クラスメイトが次々に被害者にならないのも安心。
 主人公・高山鏘(たかやましょう)はホテル経営を手始めに、あらゆる分野に手を出してる“高山グループ”副社長の息子。大学を15歳で卒業し、その後は、父の会社に有益な助言をすることで常務らしき扱いをされている。連日本を読んで暮らしている“高等遊民”である鏘が訪れたハワイ。そこで人気ミュージシャン・冨永晃平が交通事故で死亡したと聞かされる。しかし、冨永本人が鏘の前に現れる。彼は死んだはずでは? ただの交通事故ではないのか?
 主人公の独白にユーモラスな味のあるユールだが、今回は仲間が加わって更に楽しめる。
(柳 2003/01)