【書  名】 僕の血を吸わないで
【ふりがな】 ぼくのちをすわないで
【作  者】 阿智太郎(あちたろう)
【イラスト】 宮須弥
【初版発行】 1998年2月25日
【発  行】 メディアワークス/電撃文庫
【版  型】 文庫/307頁
【定  価】 550円(税込)

 明るさだけが取り柄の高校3年生・花丸森写歩朗(はなまるしんじゃぶろう)の部屋へ、ある夜1人の少女が飛び込んできた。ジルと名乗るその少女はなんと吸血鬼。吸血鬼狩りブラックウィナーに追われ重傷を負ったジルに同情し、彼女をかくまう森写歩朗。2人は徐々にお互いに惹かれていくが、人間と吸血鬼という種族の壁は高かった。そんな2人の前にブラックウィナーが現れた。
 果たして2人の運命は?そして恋の行方は・・・?
 森写歩朗はとっても健康な男子だと思う。頭脳はともかく・・・。毎日登下校に2時間歩いて、さらに団地の階段を歩いて昇り降り。これで健康でないはずがない。きっと血もおいしいだろうなあ・・・。うふふ。現実の人間関係のいざこざや能力以上の頭脳労働で疲れた心には、深く悩まない森写歩朗は一服の清涼剤だわー。彼のような生徒が通う学校は楽しそうだなあ。つーことで、楽しい学園生活といえば春風高校だよね。私も通いたかった。何?どんな学校か知らないだとー!!ゆうきまさみの『究極超人あ〜る』を読めい!ちょっと時事ネタが多いけど、それを補って余りあるほどの面白さだよ。
(柳 2001/06)