| 【書 名】 |
天国に涙はいらない |
| 【ふりがな】 |
テンゴクニナミダハイラナイ |
| 【作 者】 |
佐藤ケイ |
| 【イラスト】 |
さがのあおい |
| 【初版発行】 |
2001年2月25日 |
| 【発 行】 |
メディアワークス/電撃文庫 |
| 【版 型】 |
文庫/251頁 |
| 【定 価】 |
510円(税別) |
霊視能力で占いのバイトをしていた賀茂是雄はクラスメートの佐々木律子から「呪われた教室」の除霊を500円で依頼される。その教室が放つ呪いの強さに賀茂は守護霊を呼び出し、対抗することを決心した。業をなしとげ現れた彼の守護霊はロリコン熾天使アブデル。彼等が突き止めた呪いの正体とは!?
第7回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞作。
語り口の面白さにひきこまれ、キャラクターの設定におもわず笑いがもれる。くすり。
いわゆる「オカルト」を使った青春小説(と私は思っている)のだが、陰陽にかたよっているようでもなく、聖書のかたよっているわけでもない、ごちゃまぜでそれでいて魂とはそんなものかなぁと思わせるところ、作者の研究のたまもの。なんというかネタがマニアックなところもあるがそれがこのジャンルの特徴にもなっているような気がするのでそうなのだろう。というか、今後はこういったマニアックなネタがうけるのに違いない。
続編を書くとあとがきにのっていた。まちどおしい本がまた一冊増えてしまった。
(勝 2001/06)