イベントリポート

 ▼第1回ライトノベルフェスティバル

   ○イベント概要

   ○ゲスト様ご紹介

   ○企画紹介 

 

 

 

 

 

 

 

 

2002年3月31日 

日本青年館 (〒160-0013 東京都新宿区霞岳町15番地)

AM10:30開始 PM4:00終了

 

 

 

 

 

 

【ゲスト様ご紹介】(五十音順)

大森 望(おおもり のぞみ)

 1961年生まれ 評論家・翻訳家。

 大学を卒業後、新潮社文庫編集部に勤務。そのかたわら、映画や書籍の
評論、SF小説の翻訳などを手がける。その後、新潮社を退社し専業翻訳家
の道を進む。

 英米文学・SF・映画を中心に様々な活動を展開。翻訳以外にも「SFマガ
ジン」など新聞・雑誌で執筆、評論活動も行う。 氏のホームページ「大森望
のSFページによく来たね」では、日記や掲示板などで様々な情報交換がさ
れている。

公式サイト:http://www.ltokyo.com/ohmori/


金原 瑞人(かねはら みずひと)

 1954年生まれ 岡山県出身

 法政大学にて英文学を教えるかたわら、英米を中心とした児童文学の研究
および紹介活動を行っている。主な訳書に『満たされぬ道』(ベン・オクリ)『ケ
ニア』(ヘミングウェイ)『ゴースト・ドラム』(スーザン・プライス)などがある。

 大学のゼミでは「文章について全般」をテーマとしており、ジャンルにこだわり
なく「面白いものを求める」主義だという。秋山瑞人、古橋秀之といったライトノ
ベル界の俊英を輩出したことでも知られている。


久織 ちまき(くおりちまき)

 2月2日生まれ イラストレーター

 火の玉ゲームコミック(光文社)などで作品を発表。トレーディング・カード・ゲ
ームのイラストも手がける。

 田中芳樹さんと荻野目悠樹さんの<野望円舞曲>シリーズ(徳間デュアル文
庫)、三雲岳斗さんの<ランブルフィッシュ>シリーズ(角川スニーカー文庫)と
いう、ライトノベルのビッグネームのイラストを担当。漆黒の宇宙空間や巨大ロボ
ットといった設定を活かした氏のイラストは、小説世界を鮮やかに演出する。

公式サイト:http://kuori.pos.to/


都築 由浩(つづき よしひろ)

 作家・漫画原作者・ゲーム作者

 スペースオペラ、ラジコン、SFイベント、車、バイクと非常に多くの趣味をもつ
趣味人。
 1996年青心社より「ミリー・ザ・ボンバー 発進!!宇宙かける爆弾娘」で商業出
版デビュー。以後、「ミリー・ザ・ボンバー」シリーズ、「レディ・スクウォッター」シ
リーズ、「ベイカー・マティジュの繁盛記」とヒット作を連発。
 都築氏自ら作成に当たっているホームページは、多趣味を存分に披露した、
充実のコンテンツとして知られる。

公式サイト:http://www.osk.3web.ne.jp/~tsuduki/


中里 融司(なかざと ゆうじ)

 1957年生まれ 東京都出身

 大学卒業後、銀行に勤務する。1990年、マンガ原作者としてデビュー。1994
年、マンガ原作のネタにすべく温めていたアイディアをもとに小説を執筆。「学
研歴史群像大賞/優秀賞」「メディアワークス電撃ゲーム小説大賞/銀賞」に、
ほぼ同時受賞という快挙を成し遂げる。
  『冒険商人アムラフィ』シリーズ(電撃文庫)、『ドラゴン・パーティー』シリーズ
(電撃文庫)、『オートマチック・インターセプター』シリーズ(ファミ通文庫)などの
人気作をコンスタントに発表している。また、ライトノベルの枠に収まらず、架空
戦記小説、架空歴史小説においても、抜群の筆の冴えで読者を魅了する。


三村 美衣(みむら みい)

 書評家・ジュブナイル/ライトノベルSF研究家

 1992年ごろより「小説ハヤカワhi!」、「ログアウト」などで書評を連載。

「SFマガジン」、「活字倶楽部」でも活躍中。その他、SF・ファンタジー書籍の巻
末解説などでその名を見る機会も多い。「日本で一番、ライトノベルに詳しい人」と
噂される。

 

 

 

 

 

 

 

【企画紹介】

●金原瑞人と大森望が語る・ライトノベルの作文術

ゲスト:金原瑞人さん、大森望さん

 法政大学教授・金原瑞人さん。金原さんが主催するゼミでは、『サムライ・レンズ
マン』(デュアル文庫)の古橋秀之さん、『猫の地球儀』(電撃文庫)の秋山瑞人さ
んが学ばれていました。この金原ゼミについて、大森望さんにお話を伺っていただ
きました。
 「翻訳は儲からない」から始まった対談では、金原さんの読書体験、文章指導、
金原教授のゼミでの指導、ライトノベルのビッグネームお二人の学生時代などに
ついてお話が交わされました。

●宇宙は楽し〜ライトノベルの無重力部屋

ゲスト:都築由浩さん

 ライトノベルものの舞台として、宇宙空間はよく使われます。もちろん、本当の宇宙
開発は、夢と希望ばかりではないシビアな現実と隣り合わせの世界。宇宙を舞台に
ライトノベルを書いている都築由浩さんに「夢と現実の境目」について語っていただき
ました。
 取材での経験など、豊富なエピソードが楽しい企画となりました。
 

●ライトノベルを聞け!〜〜中里融司さんと語るドラゴン・パーティ・ラジオドラマ〜〜

ゲスト:中里融司さん

 「そのときまでは、戦争は人間の仕事だった」
 ライトノベルの特徴の1つにメディアミックスが活発であることがあげられます。こ
の企画では実際に行なわれたメディアミックス作品、『ドラゴン・パーティ』を取り上げ、
様々な角度から検証を行ないました。

 ゲストに原作者の中里融司さんをお招きし、小説とラジオドラマを実際に比較し、
表現方法の違いから生まれるあれこれを伺いました。

●「イラストレーターというお仕事・久織ちまき〜ビジュアル野望円舞曲〜」

ゲスト:久織ちまきさん

 田中芳樹さん原案、荻野目悠樹さん執筆で描かれる壮絶なスペースオペラ『野
望円舞曲』。渦巻く人々の思惑、交錯する野心、巻き起こる波瀾の数々――大宇
宙で繰り広げられる野望のワルツを、鮮明なイラストが大胆に演出していきます。
この企画では、イラストを担当されている久織ちまきさんをゲストに、ライトノベルで
は切り離すことのできない小説とイラストの関係を追求し、ビジュアル的に『野望円
舞曲』を読み解きました。

●「なぜ一次選考に残れないのか」

 多くの新人賞に応募される原稿の問題点を鋭く指摘。最終選考に残る作品・残
れない作品それぞれに理由があります。
新人賞の裏側を覗くエピソードや、これから小説新人賞に応募を考えている人に
向けてのヒントも盛り込んでの企画となりました。ゲスト無しで始まった企画ですが、
会場にいらした三村さんに参加していただきました。「会場だけの話」が多く、参加
者は“トクした”企画になってしまったかもしれません。

●「完全なる超真空」

ゲスト:中里融司さん、大森望さん

 実に多くの出版点数を誇るライトノベル。この企画では、表紙や口絵・イラストを見
ただけで、どこまでライトノベルの情報を手に入れられるのかを試してみました。
ゲストは中里融司さん、大森望さん。更に会場からの参加者ゲストも交えての楽しい
交流となりました。表紙や口絵だけでこんなに想像が膨らむとは。笑いの絶えない
企画となりました。

 

●このほか、「こんな本を買ってほしい」図書選定者交流企画(ゲスト:三村美衣
 さん)や、ゲストとの交流会も行われました。

これらの企画の記録集を作成しました。同人誌即売会などで販売しています。表紙はもちろん、山本京さん。見つけたら手にとってみてください。

 

一覧へ戻る
第2回レポートへ
第3回レポートへ

(C)Light Novel Festival

トップページへ